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デッド・ウェザー 大酔っ払いして、楽しかったー!
The Dead Weather @ Filmore in Detroit Michigan July 31st, 2010

Dead Weather 1


そんなにいいかね~このバンド。今回はアルバムも聴いたし、色々準備して行ったんだけど、やっぱあんまり好きじゃないなあ。すいません、写真なくて。一緒に行った人が送ってくれたら改めてアップしますが。

このボーカルの人、すっごい苦手なんだよね。町山さんも「この人いいですね~」って褒めてたし、一緒に言ったDくんもBくんもこの人いいって言うんだけどさ。「女版ロバート・プラント」とかいう評価もあるんだけど、髪振り乱して歌うからって、みんなプラントにされても。

私がプラント好きなのは、まず第一にあの声。硬くて太いコアががっつりあるんだけど、その周りにふわふわした綿アメが浮いているみたいな声。力強くもあり、繊細でもあり・・・・。

それから、一音階(って言うの?)は、ドからドまで8音あるけど、それって、16にも32にも64にも分けられるわけで、プラントの場合、それを128くらいは軽く分けて歌いこなしているって感じがするんだよね。私が感知できる音程の真ん中とか、2/3位のところとか、超ビミョーなところで音を保てるってすごい!!とか思っちゃう。

あと、同じ曲でも、毎回違うヴァージョンで歌えること。色んなヴァージョンがあるのもそうだし、インプロビゼーションもすっごい自由に演るじゃない。だからこそ笑えるようなこともするんだけど、瑣末なことに囚われずに自由に歌っているところが「すごいなあ」っていつも思う。

でもThe Dead Weather の人は、声のコアは細いし、綿アメも付いてないし、音程も8分解しかないんじゃないかと思うし、ほとんどレコード通りにしか歌わないし、ボーカルとしてのポテンシャルってほとんどないんじゃないかと思うよ。カッコっていうか、スタイルとして「カッコいい!」って思う人がいてもいいけどさ。

DW3
DW2
あとさ、MCも、この人じゃなくて、ジャック・ホワイトがやるんだよね。ジャック・ホワイトって、プロレスの司会の人みたいなしゃべり方すんのね。「赤コーナー、なんとかーーーー、なんとかーーーー!!!」みたいな。で、デトロイトに来たから、「マイ・シスター・メグ」の家に遊びに行ってきたよ!とか、なんか延々しゃべってたなあ。聴いてる時は、珍しく全部わかったんだけど、酔っ払ってたから今思い出せない。

このバンドって、ジャック・ホワイトじゃなかったらどーなのよと思う。「今時なかなかない、ブルージーなロックが聴ける」って評価している人が多いようなんだけど、結構クリシェじゃない?確かにブルージーだし、重いけどさ、パクリっていうか、ジャック・ホワイトの趣味の世界というか、なんか全然訴えてこないよ、アタシには。

それにさ~、背が高くないから、ピットに入ると何にも見えないし。すっごい高いヒールはいてこようかと思ったんだけど、雨降るって言ってたから、Dr. Martin だったんだよ~。ジャック・ホワイトはドラムだから全く見えないし、ぶっちゃけボーカルの人も、モニターに乗っかってくれないと見えないし、それも退屈した要因の一つだと思う。

DくんとBくんはすっごい感動してて、「何がそんなにいいんだよ」って訊いたら、「あのエナジーが!」なんですと。

「そんなにつまんなかったのかあ、ごめんね」

って謝られちゃったけど、いーの!いーの!アタシはライブに行くこと自体が好きなんだもん!それに別に悪いバンドだって言ってるわけじゃないんだから。ただ、アタシにはなんのアピールもないってだけで。それにコレってジャック・ホワイトのサイド・プロジェクトだから、今回のツアーで解散しちゃうらしいし。

それに大酔っ払いして楽しかったしさ~!一人でライブ行くのも好きだけど、デトでは運転しなくちゃならないので、ライブでこんなに酔っ払えるってうれし~。まだDくんの家にいる時点でもうビール2本飲んでホロ酔い加減だったし。いつまでもウダウダ出かけないから、「行かないんならもう一本飲むよ!」って言ったら、「わかったわかった」ってやっと男共の重い腰が上がった。

前座のバンドがなかなかいいらしいって言うから、みんなのケツ叩いて早く来たのに、なんだよこのバンド、って感じだった。1分くらい観たらDくんが「じゃ、バーに行こうか」って言って、誰も反論せずバーへ直行。バンド名も知らないし、音楽もほとんど印象に残ってない。「アホみたいな音楽!」って思ったことだけ憶えてる。

バーでまたビール飲んで戻ったら、丁度セットを変えているところで、ヒマだからまたビール買ったら、今度は瓶じゃなくてプラスティックのコップになみなみと注いだのが出てきて、ビール2本分ってことなので、通算5本飲んだな。私は4本でかなり酔っ払う人なので、限度超してました。The Dead Weather を観ている最中ずっと、

ゲロはきそ~

とか思ってたんだけど、ショウが終わったらケロっとしてた。Bくんがトイレから出てくるのを待ってたら、隣に立ってた女の子が

「ねえ~タバコ持ってない?」

「ごめんね~、去年やめたんだよ!」

「アタシもやめようと思ってんだけどさ~」

とかしゃべってたら、CBGBのTシャツ着た野郎が、私も同じシャツを着ていたので(ジョーイ・ラモーンが良く着てた、黒に白い文字でCBGBって書いてあるやつ)

「ヘイ!CBGB!!」って声かけてきたり、ねー、バンドはどーでも、ライブ行くって楽しいよね。

その後Dくんの家で腹減ったからピーナッツ・バター・サンドイッチを食べながらアホな話とかしてさー。なんでもBくんの奥さんは今夜は親友の家に遊びに行っちゃって、

「家に帰っても、Fuck する相手がいない」ってスネていたので、

「家に誰もいないんだったら、フッカー呼べば?!」って(爆)。もしくは、奥さんが親友とレズっているところを想像しながらマスかく!って言って大爆笑しているのは私だけで、Bくんは

「こんな会話しているのが信じられない」だって。

Bくんがしぶしぶ帰った後、すっごい XX XxXX して、気を失うように眠った。次の朝、 XxXXX で目覚めて、うーん、爽快!!楽しかったー!

Key Words
音楽 ロック デッド・ウェザー ジャック・ホワイト
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LIVEレポ | コメント(0) | 【2010/08/03 22:43】
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一度は体験してみたい!トミー・エマニュエルの職人芸
Tommy Emmanuel @ the Ark, Michigan September 25th, 2009

いや~、今回は本当に、自分がもっと音楽やギターに詳しくて、このすっごい演奏を言葉で表現できたら!とマジで思いましたね。とにかく凄かったんですけど、なんて言ったらいいかわかんないよ~!説明できないので、「Tommy Emmanuel」でちゅ~ぶで観てみてください。とにかく凄いから。

Tommy Emanuel
ステージに出てきて、おもむろにアコギをセットアップした後、もんのすごい早弾きでノリノリのナンバーを演奏。私はこの人のこと「一人バンド」って呼んでるんですけど、少なく見積もっても、ベース、ドラム、サイドギター、リードギターは全て一人で、ギター一本でやってる。下手すると「ツインリード」もやってるから、5人分演奏してるかも。これを観ていると、普通のバンドってなんなの?!って思う。

それは本人も重々わかっているらしく、

「バンドのメンバーは紹介したっけ?」

なんでジョークもかましてた。でもその後、「はい、まずベースです!」って、

ぼん、ぼん、ぼん、

とベースラインを弾き始め、「はい、ドラムです」

ってカッティングというか、手の平で弦を叩き出し、「次はギター」

とか言って、コードを弾く、で、そこにメロディも乗っかって行くんだよ~!!!!

しかも、なんと「ドラム・ソロ」まで観れました。ジャズのドラマーが使う、ハケみたいのあるじゃん?あれと手の平で、ギターのそれこそいろんなところを叩いて音を出すんだけど、ハケでマイクも叩いてた。マジで部分部分、ジョン・ボーナムみたいなソロだったよ!ジョン・ボーナムよ!

・・・でもさあ、あれって「ドラム・ソロ」なのか?「ギター・ソロ」ではないよなあ。そもそも、最初から一人しか演奏してないのに、「ソロ」って・・・。

この人オーストラリア人ってことなのですが、MCがほとんど何言ってるかわかりませんでした。私も一応、アメリカ10年以上住んでるので、大概はMCわかるのだけど、トミーさんのギャグは全くわからなかった。でもとにかく場内大爆笑だったので、相当面白い人に違いない。弾いてるときも愛嬌たっぷりだったしね。

一個だけわかったのは、トミーさんがチューナーに対して文句を言ってるところ。チューニングしながら下を見るので、チューナーに繋いであるようなんだけど、

「・・・・しょっちゅうモメるんだよ・・・・チューナーと・・・・・チューナーは『チューニングできました』って言うんだけど、音あってねーよ!」

って叫んだときは爆笑しました。その後も曲間に

「Dだよ!・・・・サンキュウ!」

って言ってるときがあって、チューナーって時々混乱して、「A」「E」「F」とがバラバラ!って表示されたりするじゃん?それに対してしゃべってるのかと思ったらわろた。

最前列のハード・コアなファンと思われる人とはすでにお友達らしく、

「彼女に、『なんであなんたはビートルズのナンバーを演らないの?』なんて言われちゃいまして・・・・」

とか言ってビートルズ・メドレーを始めたのですが、これが凄かった。

だってさー、「ディ・トリッパー」で、お馴染みの

だーだたらららー たたー たたた

っていうリフと、歌のメロを一緒に弾いてるんだよ!(もちろんベースもドラムもやりながら)

・・・・理屈で考えれば、ギターってそういうことが出来る楽器なんだよね。指が届けば。でもさ!

一緒に観に行った我が社のスーパーギタリスト、Kさんは、

「そりゃそうだけど、全部リズムが違うんだよ!」って、そうだよね~。

で、もうとにかく「すっげえな~」って感じだったんですけど、それで押し切るんじゃなくて、普通にギターの教則本みたいなスタンダードの曲もメロメロ~っと弾いていて、これは私には退屈でした。

あ、そうそう、なんかMCの端々に「カラマズー、カラマズー」って出てきて、それがミシガンにあるカラマズーのことらしいんだけど、そこにギターを修理に持っていくんだ~明日!とか言ってて、それがなんでも1934年に作られたギターで~、とか、この辺はさすがギターオタク!って感じで嬉々としてギターのことをしゃべっていたんですが、ライブの後でKさんが、

「カラマズーって、ギブソン発祥の地なんだよ!」

ってことで、カラマズー時代に作られたギブソンは、今ではもちろんプレミア付き、200万円くらいするんだって。

実は前座の人がいて、名前忘れちゃったけど、この人も「一人バンド」なんだけど、「フォーク・シンガー」の域から出てない人。もちろん上手いのですが、むちゃくちゃ普通で退屈で、曲が「父に捧げます」とか「息子に捧げます」っていう、メロウな、湿った曲ばっかり。で、ピアノの弾き語りもしたんですけど、曲がもう、ジャーニーのバラード(オープン・アームスとか)とか、リチャード・マークスかよ!って感じで、ほとんど拷問でした。

でもこの人、トミーさんのお友達らしく、後半この人と二人で、じゃんじゃか思いっきりストロークで弾きまくりながら演ってて、なんだかどこかで観たことある光景だ、と思ってたら

アリス!

って頭に浮かんで来ちゃった(笑)

最後の曲はこの人がピアノを弾いたリチャード・マークスみたいなふつーの曲で閉められ、「ああ~もっとテンポのいい一人バンドで閉めてくれ~」って感じで、ちっと残念

マイミクのGOさんが紹介してくれたときから「一度は観てみたい!」と思ってたので、ミシガンに来てくれて嬉しかったけど、「一回観れば充分」って感じでした。

key Word
音楽 トミー・エマニュエル
ライヴレポ・感想 | コメント(2) | 【2009/09/27 07:15】
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一緒に地獄に連れってって!!-『地獄に堕ちた野郎ども』/ダムド
Damned Damned Damned / The Damned

Damned Damned Damned
cd on amazon.com
1. Neat Neat Neat
2. Fan Club
3. I Fall
4. Born to Kill
5. Stab Your Back
6. Feel the Pain
7. New Rose
8. Fish
9. See Her Tonight
10. 1 of the 2
11. So Messed Up
12. I Feel Alright


こないだ、デトロイト初のパンク・バンドで、MC5とかDamned、Dead Boys、Johnny Thunders & The Heartbreakersなんかと演ったこともあるというバンド(結成は77年だってよ!)を観に行って、まーこのバンド自体はどーでも良かったんですけど、カバーで演っていたダムドの『Neat Neat Neat』がかっこ良かったので、早速アルバムをチェック!チェック!

このアルバム、超おおおおおおかっこいい!!捨て曲、1曲もありません。ラモーンズのような、単純で速くて短い曲ばかりなんですけど、やっぱUKだからかなあ、そこはかとないロマンチズムというか、霧のロンドンというか、いい感じ!

1曲目の『Neat Neat Neat』は

ぶんぶぶ ぶんぶぶ ぶんぶぶーぶぶ

というかっちょいいベースで始まり、サビの「Neat Neat Neat」というところが「ニ!ニ!ニ!」としか聴こえないところがご愛嬌!単純なクセに曲展開はバラエティに富んでいて、また絶妙なタイミングで展開していくんで、踊り狂うには丁度いい!

この歌に限らず、どれもなんか可愛らしい。2曲目の『Fan Club』も、泣かせるギターで始まり、「ふぉ まい ふぁんくらぶ・・・」というつぶやきがいい!

3曲目の『I Fall』もすごいパンチのある曲で、このしょっぱな3曲がもう最高!モトリーのファースト・アルバムもそうだけど、最初の3曲がいいと、心奪われますよね!

あと大好きなのが、5曲目の『Stab Your Back』

Stab yor back!
Stab yor back!
Stab yor back!
Stab yor back!
Stab yor back!
Stab yor back!
Stab yor back!
Stab yor back!

って連発するところがもー最高!これはマジで「背中を刺す」というより、「裏切る」という意味なのだろうけど、この言葉の持つパワーがコードと絶妙に合って、「Stab yor back!」と言うたんびに背中をナイフでグサっ!グサって感じがする。セカンド・コーラスでは「わははははは!」とか、笑い声も入れちゃっているところがブラック・ジョークっぽくってこれまたいい!

『Feel the Pain』は、暗ーい、ゆるーい曲なのだけど、微妙にギターとかヘタクソでリズムとかもズレたりする荒削りなところが最高。パンクってこのくらいじゃないとだめよね。

Is she really going out with him?

と、本当はすっごい気になるクセに、興味がない風なつぶやきで始まる『New Rose』も超王道のかっこいいパンク・ソング。手首を切るとか、裏切るとか、29歳まで生きられない、とか、パンクらしいネガティヴな歌詞でつっぱってたクセに、この歌は恋しちゃった男の子の心情をエラい素直にストレートに唄っていて、なんか頭撫でてあげたくなります。

『Fish』『See Her Tonight』『1 of the 2』はみんなリフが最高!けして難しいこと演っているわけではないのになんかミョーにかっこいいリフ。でも、極めつけは最後の曲『I Feel Alright』

じゃんじゃ じゃーんじゃじゃ じゃんじゃ! じゃんじゃ!

というリフの繰り返しなんだけど、クビ振りながらトランス状態になってしまう、運転中に聴くには最もヤバい曲!アタイも地獄に堕ちちゃうよ~~~~!!!

ウィキによると、『New Rose』がロンドン・パンクバンドがリリースした初のシングル、このアルバム『Damned Damned Damned』は、ブリティッシュ・パンクバンドが発売した初のアルバムなんだそうです。これと一緒にピストルズのファーストも聴いたけど、私はダムドの方が断然好み!もっと発掘したいけど、後年ゴスになった、というウワサなので、このあとのアルバム買うの躊躇していますが・・・・。

こちらの日本版には2曲ボーナス・トラックが入っているようです。

地獄に堕ちた野郎ども地獄に堕ちた野郎ども
(2002/10/23)
ダムド

商品詳細を見る


Key Words 音楽 ダムド 地獄に堕ちた野郎ども
'70年から'80年の洋楽 | コメント(10) | 【2008/01/05 11:38】
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『Live / チェリー・ボムズ』-チュチュ因縁のライブ・アルバム
Coming Down Slow / Cherry Bombzシェアブログ1130に投稿

charrybomz.jpg

1.INTRO 2.HOUSEOF ECSTACY 3.100 DEGREES IN THE SHADE 4.PIN UP BOY 5.LIPS OF LOVE 6.LIFE'S SO HARD 7.OIL AND GASOLINE 8.TAXI DRIVER 9.SWEET PRETENDING 10.COMING DOWN SLOW 11.GIMMIE GOOD LOVING 12.AIN'T WHAT YOU DO 13.TRAVELLIN' BAND


ジャケが無くなっている。CDは歌詞カードがジャケとくっついているので、ジャケが紛失しているCDというのは私の場合、かなり歌詞を読み込んだアルバムである。チェリー・ボムズのアルバムはコレしか持ってなくて、今回評を書こうと思うまでメンバーの名前も知らなかったし、写真も映像も観たことなかったし、正直なんで買ったのかもわからないアルバムである。

しかしこれがすげえ良くて、私のベスト・ライブアルバムの一枚であることは間違いない。音楽以外のイメージに全く思い入れがないのにこれだけ好きになるということは、音楽がものすごいいいか、このバンド、もしくはこのライブのケミカルが深くツボに入ったとしか思えない。

とにかく何がいいって、このボーカルのアニタさんがすっげえいいんである。女のボーカルって、こじんまりまとまり過ぎちゃってあんまり好きじゃないのだが、この人のロウさ加減は別格だ。バンドとタイマン張って余りあるパワー、それでいてすごいセクシー。そのセクシーさとコケティッシュなところのバランスがバッチリで、「男に媚売ってんじゃねえよ!」みたいに甘ったるくはないが、インテリ気取りで「私はお・ん・な」なんて主張もしない。

声も、しゃがれていて場末のアル中女みたいかと思えば、すごい良~く伸びるところもある。歌い方も、鼻にかかった声、思いっきり腹から出す声、囁く声、「あぅっ」とか「ほぅ!」なんて合いの手と、芸達者。『100 Degrees in the Shade』の、しゃべりのところなんて最高で、「100 degrees in the shade=日陰でも100度もある」のである。そのくらい暑い!と言っておいて、「ふぅ!」って言うところが、可愛いというか、セクシーというか、面白いというか、なんとも言えないくらい魅力的!この人みたいに歌ってみたいと、良く家で爆音でかけて練習したもんだ。私がアニタに憧れて密かに練習していたことは、昔の友達は誰も知らない・・・。

それに、歌詞がまたいいのだ。特に『ピンナップ・ボーイ』なんか、まさにハートにズッキューンである。ロックスターの写真を部屋中に貼って、恍惚としている女の子が頭に浮かんでくる。それがまさに当時の私だったのだから、こりゃあがらえない。『Lips of Love』も、肉欲で付き合い始めた男に、本気で惚れてしまう女の悲哀、だけどけなげで可愛くて、そんで最後は結構あっけらかーんとしている、まさに等身大の女を描いている。『Life's Been So Hard』も、「生きるってことは大変だ」と言っておきながら、「ららら らーらら ららら らんら」なんてノーテンキなコーラス入れちゃったりして、深刻なんだかどーでもいいんだかわからないところがものすごい共感する。

バンド自体ももちろん強力にいい。特にいいのがドラム!この人、クラッシュにいたんだって?すごいパワーあるし、ビートが効いているし、『Intro』から『House of Ecstacy』に入るところとか、『Comin Down Slow』の電子タムみたいなやつの入れ方とかもー、脊髄直撃。曲も、明るくてアップテンポなんだけど、鼻の奥がツンとしちゃう切ないところがあって、それがアニタの個性にどんぴしゃ合っちゃったところが、このバンドの魅力なんだと思う。

収録は1986年9月3日、ロンドンのマーキー・クラブ。わー20年前かよ。ライブが始まる前、良く聞くとバックにアイアン・メイデンの『Wasted Years』がかかっている。時代だなあ、時代!

このアルバム、廃盤?ヤフーのオークションでしか見つからないし、ググッてもバンドの写真さえみつからない。私も何度も引越ししたし、アメリカに移ってきたときに色んなもの無くしたので、これを今でも持っているというのはほとんど奇跡に近い。何かしらの因縁があるのだな、こういうバンドとは。

Related Link
こちらのサイトでジャケ写真と、なんとPVがあったのね、You Tube へのリンクを載せているので、興味がある方は是非チェック!

Key Words 音楽 ロック チェリー・ボムズ アニタ 
| コメント(8) | 【2007/01/05 23:53】
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ほんっとに解せない・・・デヴィッド・ヨハンセンの『イン・スタイル』
In style / David Johansen

instyke.gif
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1. Melody 2. She 3. Big City 4. She Knew She Was Falling in Love 5. Swaheto Woman 6. Justine 7. In Style 8. You Touched Me Too 9. Wreckless Crazy 10. Flamingo Road


夕飯食い終わって、お皿を洗いにキッチンに行ってみると、なんか屠殺場のように汚くて、「そーいやここ3ヶ月くらい映画観まくってて、そーじなんかしてなかったなあ」と一念発起!そーじのお供はやっぱり音楽だなと、リビング・ルームからばかでかいコンポをえっさほいさと運んでくる(昔のラッパーが、外に持ち歩いていたような・・・映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』を見ると、一番アタマの弱い大男が持って歩いているヤツみたいの。今どき売ってねーよこんなの!)。なにを聴こう・・・そうそう、この間聴いて、アゴがへそまで落っこったまま、開いた口が塞がらなかった、デヴィッドJo の『In Style』!!! 

ガス・レンジをごしごし擦りながら聴いてみる・・・最初に聴いたとき、なんか音楽のカテゴリーもわかんなくって、ひたすら困惑させられたが、今回聴いてみると・・・

可笑しい!!!

ださいシンセ、へったくそな歌、まとまりの無い楽曲!

でも可笑しい!!!

あんまり可笑しくて、ガスレンジに突っ伏してひーひー笑ってしまいました。

まー、発売されたのが1979年なんで、シンセとかは許してあげなくちゃいけないんですけど、使い方がセンスないのよ!ピロリピロリ~ぴぴぴぴ!とかさ。

で、このCD焼いてわざわざ日本から送ってくれた旧友Jちゃんも指摘しているとおり、1曲目の『メロディ』と、5曲目の『スワヒト・ウーマン』がとにかくキョーレツなんですけど、これってデスコなのね、デスコ!! なんかさ、曲の感じが私の女王様、ピート・バーンズ率いるデッド・オア・アライブを髣髴とさせたよ。デヴィッドJo の低音のボーカルも、ピートと似ているし。じゃあなんでこっちがこんなにだっさくて、デッド・オア・アライブがカッコいいのよ?! という議論になるよなあ。

いや、ダサさでは変わらないんだけど、何かが違う。まず違うのは、デヴィッドJo ったら、歌下手すぎるのよ!この人、音域異常に狭いじゃん。『スワヒト・ウーマン』なんて音がヒットできなくてヒーヒー言いながら歌ってるしさ。それとなんだかえらくフラットなんだよなー、感情がこもってないというか。ピート・バーンズって、もういいよってくらいドラマチックなボーカルじゃない?(ぅあ~ぃ わ~んちょ~ら~~、あ~あ あ~あ ああ~~~~~とか、伸ばすところはみんな「ー」じゃなくって「~」じゃないと)それに引き換えデヴィッドJo は、一本調子だし、パンチがないんだよね。

その無感情さのせいなのか、パロディみたいに聞えてきて、それで可笑しくて笑っちゃうの!ノリとしては『☆チーム☆アメリカ』のサントラ聴くみたいな感じで楽しんじゃったもん(あめ~りかあ!ふぁっくやー!みたいな)。

デヴィッドJo 1人でこんなに酷いと、じゃぁあのニューヨーク・ドールズでのマジックはなんだったのよ?! とか思うんだけど、デヴィッドJo とジョニサンが両極端からけん制し合って、あのサウンドになったのかなあって気がしないでもないね。ドールズの魅力ってさ、すっげえカッコいいんだけど、ダサいのとスレスレみたいな危なっかしさがまたいいわけじゃん。そのダサい方にいたのがデヴィッドJo とシルヴェインだと思うね、私は。ジョニサンとジェリー・ノーランがそこに重みを加えていたので、丁度いいところに収まっていたような。

でもほんっとに解せないよ。『ワン・デイ・イット・ウィル・プリーズ・アス・トゥ・リメンバー・イヴン・ディス』もそうなんだけど、いくらなんだってドールズあんなにカッコ良かったのにさー、なんでこんなんなるかね?! ハープが入っている曲もあるんだけど(8曲目)、ファーストの『Pills』で演っているようなイカすハープじゃなくって、『寺内貫太郎一家』の主題歌にしたら良さそうな曲でぷーぷー吹いてるだけなんだよ。なんだかなー。

歌詞もセンス無いんだよ。『パーソナリティ・クライシス』とか『ルッキング・フォー・ア・キス』とか『サブウェイ・トレイン』を書いた人とはとても思えない。日本人が書いた英語の歌みたいよ。『スワヒト・ウーマン』なんか、「Now there's a woman and she's got the biggest eyes that you've ever seen / Beautiful woman, And there ain't a thing that she hasn't seen(女が1人いる 今まで見たこともないくらいデカイ瞳を持つ女/美しい女 彼女が見たことないものは何も無い)」なんて、あのライオンに噛まれた女が頭に浮かんできちゃったよ(松島とも子だっけ?!)。それとか、『フラミンゴ・ロード』も「First she gets cold and she needs some clothes(まず彼女は風邪引いた だから服がいる)」だって。他の曲もこれとあんま変わりなくて、もーそれだけで笑っちゃったもん。そもそも「スワヒト」ってなんだよ?!?! 辞書引いても、ネットで調べても出てこなかったよ!

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■こちらデヴィッド・ジョハンセン・オンライン!歌詞も載っていますので、興味ある方はどーぞ!

ニューヨーク・ドールズの関連記事はこちら

Key Words 音楽 デヴィッド・ヨハンソン ニューヨーク・ドールズ
洋楽 | コメント(7) | 【2006/10/30 08:38】
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初めてのパープルは・・・『ライブ・イン・ジャパン!!』
Deep Purple Live in Japan

20060505094905.jpg
視聴もできるぜ!amazon.com


Disc 1: Osaka 15th August 1972
Highway Star/Child In Time/The Mule (Drum Solo)/Strange Kind Of Woman/Lazy/Space Truckin'/Black Night (Encore)
Disc 2: Osaka 16th August 1972
Highway Star/Smoke On The Water/Child In Time/The Mule (Drum Solo)/Strange Kind Of Woman/Lazy/Space Truckin'
Disc 3: Tokyo 17th August 1972
Highway Star/Smoke On The Water/Child In Time/Strange Kind Of Woman/Lazy/Space Truckin'/Speed King (Encore)


音楽批評ブログ界のよしりんとウワサされるメタル馬鹿一代さんが絶賛し、無人島まで持って行くと言い切った、ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパン。「いや~、パープルって、まともに聴いたことないんっすよね」と言ったら、チュチュの訪日に合わせて快くCDコピーしてくれました(他の十数枚とともに・・・)。

順番とか気にしないチュチュは、一番最初に手に取ったというだけの理由で東京公演から聴いてしまったが、これがディスク3なのね。いきなり『ハイウェイ・スター』に『スモコン』で始まり、この先ついて行けねーと思ってたら、結構知ってんじゃん、あたしったら、パープルの曲をさ!でもなぜか歌詞が日本語で出てきちゃうな・・・・あー、パープルって言うより、王様で知ってんだな。

なんにしろ、パープルのライブを聴くのは初めてなのだけど、酔っ払っているとしか思えないジョン・ロードのオルガン、意外にもきっちり弾いているリッチー・ブラックモア、男一本立ちシャウト!ハイトーンなだけが売りかと思っていたら、結構セクスィ~だったイアン・ギランと、なかなか新鮮!

特にチュチュのツボにハマッたのはイアン・ピアスのドラム。彼のバスドラ「どどどどどどどど」とか、ハイハット「ちきちきちきちき」は、「表裏表裏」でゆる~く横ノリしてると、「これは表表表表!の縦ノリなんですよ!」とさりげなく、しかし強引に思い出させてくれる。それに小手先が器用というと褒めているように聞こえないが、いや上手いよね、この人。

でもさ、この人のドラム・ソロって、『モビー・ディック』のパクリでねーか?あのおサルさんのちっちゃいタンバリンがいっぱいついたハイハットの「しゃんしゃんしゃんしゃんしゃん」をバックに叩きまくるところとか、いきなりドドーンと他のパートが参入するところなんてまんま・・・え?時代?時代なんですか、これは。

20060505111127.jpg
メタバカさん直筆だぜぃ。あと20年もしたらeBayで高く売れるかな?
私はツェッペリン大好きなんで、『永遠の詩』は死ぬほど聴いた+観たけど、やっぱ時代なのかなあ、ライブ聴くとパープルもなんかパターン似てるもんね。ツェッペリン十八番の「ギターとボーカルの掛け合い」、プラントが「あー!」って言うと、ペイジが「きゅーん!」って返すやつ、ギラン/リッチーもやってるもんね。でもパープルの方がだせえと思うのは、単にファンのひいき目?だって「ぷっぷるっぷぷっぷぷー」「とるとぅっとぅとぅっとぅっとぅっとぅとぅー」なんて演ってんだよ。ださいじゃん!

それにさ、「インプロビゼーション」てんですか?ギター・ソロっていうよりも、ただ「ぎゃぎゃーん」とか「うぃーん!」とかいっちゃうやつ。ペイジの方は「ヴァイオリン奏法」なんて呼ばれていたが、あんなもの奏法でもなんでもないと思うんだけど。パープルはどっちかってーと、リッチーよりジョン・ロードの方がそういうのはりきって演っちゃってるようですが。

どちらにしろ、なんであんなものありがたがって聴いてたんだろう?あれはさ、LSDとか葉っぱやってるからいいんであって、しらふでしかもまだ鋼鉄の処女だったたばこも吸ったことのない15、6歳のアタクシがよ、「これはやはりすごい」なんて、単に粋がっていただけね。だってどー聴いても冗談としか思えないもん。

ディスク1の大阪公演ので出しいきなり「Good Morning!」って、一体何時にコンサート演ったんだよ?と思ったら、ディスク2ではすかさず「Good Evening」と言い直していたが・・・時差ボケか?でも17日東京収録のものより大阪の方が断然いいのは、時差ボケの上日本で葉っぱの手配がままならなくて、キレた状態だったのかしら?いいコンサートって、案外そういうギリギリ追い詰められた状態で自棄になって演ってることが多いかも。

でもさー、これって3枚ともほとんど同じ曲目で、ぼりぃじゃないのか?!もっと違う曲も入れりゃあ良かったのにって、私みたいなアマチュアは思ってしまうのだけど、メタバカさんに言わせると、マニアだったら泣いちゃうんだって。

でもかっこいいよ!なかなか楽しめました。CD焼いてくれてありがとね、メタバカさん!

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おすすめ音楽♪ | コメント(5) | 【2006/05/05 11:19】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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