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Hot Fuzz
この邦題・・・・いい加減「俺たちなんちゃら」っての止めて欲しいな〜と思うのですが。『Hot Fuzz』って言うくらいだから、「熱血」とかそういう言葉を使って欲しかったなあ。『熱血ポリス!ホット・ファズ』とかさ! 映画は、その筋のヲタクさんたちには堪んない、アクション映画に対するオマージュ満載ということでかなり話題になっているようなのですが、DVDの特典に付いている、FAZZ-O-METER(TRIVIA TRACK)っていうのをオンにすると、映画丸々一本に字幕で、このシーンはどこそこの映画から取った、とか、このセリフはダーティ・ハリーで言われていたセリフだとか、ヲタ必見の特典が付いています。 私はさすがに全部は観れなくて、だって時々一時停止にしないと読み切らないくらい、画面いっぱいに説明がついてたりするんだもん。でも、2/3くらいは観たんですけど、やはりアクション映画ヲタではないので余りわかるところはなかった。 しかし、これは他のアクション映画に対するレフェレンスだけでなく、このセリフはラスト・シーンの伏線だとか、スタンフォードの町の看板にあるスローガンは何々を示唆しているとかそういう説明もあって、良く、映画って実は登場人物の名前一つ一つに至るまで意味があるんだよといいますが、それがしみじみわかったりして面白かったです。 さらに、この映画を作るにあたって本物の警察官たちにインタヴューしたらしいのですが、そのインタヴューで学んだことを反映したシーンの解説が面白いんですね。 まず、この映画には事件が起こった後のペーパーワークをするシーンが随所に出てくるのですが、これは本物の警官たちが 「刑事モンの映画は、あれだけ人が死んだり物がぶっ壊れたりしたら、どれだけ報告書を書かされるか、その辺に言及しているものが一つもない」 と言ったことから挿入したシーンなのだそうなのですが、それがこの、ニコラス・エンジェルという警察官の杓子定規で大真面目な性格を強調していて、効果的でした。 それから、白鳥が脱走したという電話通報を受けるが、通報してきた民間人の名前がP.I. Stakerで「piss taker(おしっこを受ける人、要するにこれをくらえ、みたいな意)」と聞こえることからイタズラ電話だと判断、相手にしなかったら本当で大恥かいたとか、地元の人の訛りがわからなくて地元の警官に通訳してもらったとか、こういうエピソードは警官たちが語った実話が元だそうです。あと、ダニーが酔っ払い運転でニコラスに捕まった罰でみんなにチョコレート・ケーキを買ったというのも、警官がペーパーワークを間違えたときに本当にケーキやアイス・クリームを罰として買わされる、という話が元だとか。 あ、あと、最後みんなが報告書を書いているときに、一人残った悪の残党がライフルを持って現れると、 「忘れられたキャラが出てきて、またひと悶着起こす、というのは、アクション系TVゲームに見られる、"隠された最終ステージ"を意味している」 とか、この人たち映画だけじゃなくて、アクションもののTVゲームまで好きなんだ!とほとんどあきれ返ってしまいます。 この製作者のアクション映画ヲタ振りは、ダニーという田舎の警察官に反映されていて、『Point Break(邦題:ハートブルー)』とか観ながら本物の拳銃振り回して興奮しているところとか笑う。またコイツがデブでのろそうなところが、さもありなんって感じでいい。 主役のニコラス・エンジェルも、見た目からしてモロ真面目そうな、堅そうな人で、しかも小柄で、アクション・ヒーローっぽくないところがパロディの王道って感じでいいですね。最後、完全武装して、楊枝をくわえて、馬でパカパカやってくるとこなんか超可笑しい。 しかも、デブでのろまのダニーがレイバンかけて、ニコラスを助けようとすると、銃を投げて渡すニコラスが 「That's what I'm talking about」 なんて言うと、なんか今までと違って声が低くなってて妙にカッコ良かったり、レイバンかけたダニーが 「Fuck yeah!」 なんて言うと、案外サマになっていたり、最後のアクション・シーンなんてワクワクしますよ。パロディでありながら、こういう人たちがカッコいいという「敗者復活戦」的なところがなかなか感動的なんだけど、冒頭で通報されて置きながら、全く捕獲できなかった白鳥がカーチェィスの真っ最中に現れて、それを保護したりとか、がんがん盛り上げておきながらまた落とす、というタイミングの良さとかに、製作者のセンスが感じられます。 で、最後に、夢を叶えてキアヌ・リーブスしちゃうダニーを見てやっぱり笑ってしまう。で、このシーンに関しては、ちゃんと中盤で本物のキアヌの場面を観客に見せて置いて、記憶があるヲタじゃなくても笑えるようにしてあるところとか、結構細かいのよね。そういうところが、ただドタバタやって笑わしときゃいいや、というようなコメディとは一線を画しています。 PS 今日、何気にYahoo Japanの映画ニュースをみていたら、お亡くなりになった水野晴郎さんが最後に観た映画がコレだったそうで、爆笑してしまいました。さすが偉大な映画評論家だけあって、「面白い編集をするね」と言って、絶賛されていたそうです。ご冥福をお祈りします。 key Word 映画 ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! エドガー・ライト サイモン・ペッグ ニック・フロスト ビル・ナイ DVDで見た映画
| トラックバック(0) | コメント(5) | ブログ・レポ | 【2008/06/17 05:29】
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Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan
この映画のキャッチ・コピーは、 バカには理解不能なバカです。
それに、ボラットという、文化も言葉も全く異質の人をアメリカに持ってくることによって、アメリカ人の色んな面を暴きだしているという側面はあるかもしらんけど、こういう側面も、アメリカに興味があって知ってれば面白いけど、知らなかったら「なんなのこれ?」と思うのではないだろうか。そういうところが「バカには理解不能なバカです」というキャッチ・コピーが出てきた所以なのだろうけど、これは知性の問題じゃなくて知識の問題だし、英語と同様に、知っているからといって面白いとは限らないし。 だって、ボラットが、必要のないところに定冠詞の「a」とやたら使ったりとか、「I'm very exicite!」って連発するところとか、褒めているつもりでセクハラなこと言っているところとか、日本人の駐在員にもたくさんいて、笑いながらも恥ずかしいよ!私もあそこまでひどくはないにしても、ときどき唐突に相槌打っちゃったりしてるんだろうなあと思うと、「目くそ鼻くそを笑う」とはまさにこのことですよ。 この映画観て、マジでいや〜な気持ちになる人も多いみたいね。ボラット自身も、ボラットの故郷のカザクスタンの人も、ボラットが出逢うアメリカ人も、その人たちに関する「正しい知識」は一切お構い無しに、一人残らずギャグにして怒らせているんだからさ。笑わせようというより、怒らせようとしているんだと思う。私がこういうエゲつないの笑っちゃうのは、ここまでやれちゃう度胸がすがすがしいからなんだけど、「これ笑えない」という人がいるのもわかる。別に理解できなくてもバカでもなんでもありませんので。 Key Word 映画 ボラット 洋画
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Everyone Stares: The Police Inside Out
DVDの特典でスチュワート・コープランドが言っている通り、このフィルムはロック・バンド、ポリスのドキュメンタリーではありますが、スチュワートがハンディ・カメラで録ったものをまとめたホーム・ビデオであり、彼の個人的な視点でポリスの歴史を捉えています。
また、スチュワートが三脚にカメラ設置して、ライブの演奏中に自分の右後方から撮影しているのがあるのですが、いかにも「ライブの裏側」という感じですごく新鮮。スチュワートが叩いているところもかっこいいし、それに時々カメラに話しかけたりして(演奏しながらよ!)、非常に興味深い。特にこのときは、ケンカが始まったらしく、スティングが「ファッキン#&&%!!*!!!」とかってコーフンして叫んでいるのが聞こえてくると、スチュワートがカメラに「ん〜なんかケンカしてるなあ」と、ビートを刻みながら冷静に状況を観察していたりして面白い。 右に列記したように、映画の中で使われているライブの映像は特典にまとめられているのですが、ハンディカメラですから音や映像は良くないし、途中で切れたりしているし、まんまホーム・ビデオのクオリティなので、一般の人にはなんの意味もないと思うけど、ファンだったら絶対逃したくない、といった類の映像です。 それから、ポリスのクルーの人たちがなかなかいい。セカンド・アルバムの後のツアーの様子の中で、ロード・マネージャーのキム(好みだぜ!)をベースに、スチュワートのテクニシャンのジェフをドラム、アンディのテクニシャン(名前忘れた)をギターに、『Next to You』をジャムっているところがあるんだけど、上手い!スチュワートは、ポリスの前はキムのバンドのロード・マネージャーだったらしく、「オレはバンド、お前らはローディ」と言うんでなく、みんな同等に付き合っている感じが良かった。この頃は日に日にメンバー同志、それから中心になるクルーの友情が深まって行った時期だったそうで、ものすごく楽しそうです。 そんな、バンドをやる人が憧れる生活と同時進行で、バス→モーテル→レコード屋のサイン会→ライブ→バス→モーテル・・・と果てしなく続くツアー、突如として人気が出て、アイドル視されることへの違和感、そういう生活に慣れてくると今度は逆に、普通の生活に馴染めなくなり、ツアーやレコーディングから開放されて家族とくつろごうなどと思っても、現実感がない、ツアーでホテル住まいをしている方が自分の現実になっている・・・など、「ロック・スターの憂鬱」がスチュワートのナレーションや字幕で語られる。ツアーのことをスチュワートが、「一日24時間の内、2時間だけ、ライブの間だけが緊張感があるけど、あとの22時間はすごくつまらない」というようなことを言っていたけど、全く同じことをポール・ディアノが自叙伝に書いていたので、これはロック・スターがみんな体験する気持ちなのかも。 スティングは噂で聞くとおり、エキセントリックな『俺様主義』自己中アーティスト・タイプっぽく、アンディ・サマーズは見た目その通りの可愛らしい人で、かなり地に足がついたタイプと見た。アイアン・メイデンといい、ベースが強いバンドはギターがおとぼけキャラになるのは不文律なのだろうか?楽屋でスティングとアンディが延々とダンスをしていたりするのは結構笑いましたが。 しかしスチュワートも認めている通り、サックスを購入したらすぐに吹けるようになって『Ghost In The Machine』で演奏したり、音楽の才能と言う意味ではスティングはずば抜けていたみたい。『Ghost...』の頃からスティングは曲を完璧に仕上げてスタジオに持ってくるようになり、それは素晴らしいのだが、他のメンバーのアイディアが入る余地がなくなり、スティングも、他のメンバーが曲をいじくるのを好まなくなったそうだ。レコードも、コケることが許されないくらいビッグになってしまったので、メンバーがお互い批判し合うような環境で溝がどんどん深まり、スチュワートは非常に孤独を感じたらしい。 実際スチュワートが76年にポリスを結成、友達に頼んで『Fall Out』の自主制作をしたり、兄弟のマイルスをマネージャーに、イアンをクルーの一人に、そして幼馴染のキムをロード・マネージャーにと、家族がらみでポリスを運営してきた人だから、バンドに対する思い入れもひとしおだろうに、最後、 「Where's my band?(オレのバンドはどこへ行ってしまったんだ?)」 というナレーションが入った時には、胸が詰まった。 私もこれまでいろいろなバンドのドキュメンタリーを観たり、自叙伝を読んだりしてきましたが、いつも得るものより失うものが多いんじゃないかという印象を受けます。ものすごくたくさんのものを犠牲にしてまでやってきた自分の音楽やバンドさえも、最後には富と名声のために失われてしまうなんて、哀しいとしか言いようがないじゃないですか・・・。 特典の『Behind Andy's Camel』は、要するに削除シーンというかエクストラ・シーン集なのですが、その一番最後に字幕で 「みんな富と名声を求める。奇妙な話だけど、僕も未だにそうだ。なぜかたまたま、僕はカメラを取り、こんなとんでもないローラーコースターのような生活を映画にすることができた」 と書いているのですが、なんかそれが私には、孤独や隔絶感、そして喪失感を経験したとしても、ポリス時代は自分のものすごい大切な思い出だ、と言っているように聞こえた。ポリス結成は76年、解散したのが82年。そのたった6年間が、スチュワートが生きるであろう70年、80年の人生の中で最もインパクトの大きい時間なのだと思うと、今こうして振り返って見て、「いい思い出」と言えるものであって欲しいなと思った。 ■ポリス関連記事はこちら Key Words 映画 ポリス ドキュメンタリー スチュワート・コープランド アンディ・サマーズ スティング ミニシアター系
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Keeping the Faith
ニューヨークのティーン・エイジャー、ジェイク(ベン・スティラー)、ブライアン(エドワード・ノートン)そしてアナ(ジェバ・エルフマン)は大の仲良しだったが、お父さんの転勤でアナがLAに引っ越してしまう。ジェイクとブライアンは親友同志のまま大きくなり、2人ともそれぞれの宗教を地道に信じて、ジェイクはユダヤ教会のラバイに、ブライアンはカソリックのプリーストになる。そして、今やバリバリのキャリア・ウーマンに成長したアナは、今度は自分の転勤でニューヨークにやってきて、ジェイクとブライアンとの友情を再開させるが・・・・。
どこだっけ?そうそう、ベン・スティラーの方が二枚目役ってのが解せねえよ。小さい時からスポーツ万能、成績優秀、ラバイになってからもモテモテで、デートのお誘いが絶えない!一応面白いことも言うんだけど、基本的に二枚目役なのよ。 で、アナ役のジェバ・エルフマンての?この人もさー、体はいい体してんだけど、馬面で、泣いてる顔とか耐えられない。ビジネス・ウーマンというカリカリ・ちゃきちゃきした感じには合ってるちゃあ合っているんだが、好みじゃないからあんまり応援したくなくなっちゃうし。 で、この二人がくっついて、可哀想なブライアン(エドワード・ノートン)は、二人がチョメチョメしているのも知らないまま、アナに恋してしまい、アナも自分のことを好きだと勘違いし、カソリックのプリーストというのはセックスも結婚もできないので、自分の信仰を捨ててまでアナを求めるべきか、とか、物凄い苦悩するわけよ。 それなのに! アナとジェイクの付き合いって、遊びにしか見えないんだよ。会えばエッチしてるし、会話の内容とかもお互い挑発的なこと言い合うのばっかだし、削除シーンに入ってた、ジェイクが、太ももに装着できる携帯電話をアナにあげて、アナは会社でそれをつけて仕事し、ジェイクが電話かけてくると携帯がヴァイブレートして、オフィスでイってしまうアナ!これって、笑うべきシーンなの?! なんだかなー。 まあさ、付き合い始めて一ヶ月なんてそんなモンなんだろうけど、ジェイクがアナに魅かれた動機も結局エッチというか。ユダヤ教のラバイなので、みんなが色んな女を紹介してくれる(あ、でもラバイはユダヤ教の女としか結婚できないから、みんなユダヤ人の女)んだけど、そういうあらかじめセット・アップされたものでなく、自然発火的に始まる恋がしてみたいと思っていたところ、ある日アナがすごくセクシーに見えて、勢いでやっちゃうわけなんだな。 でもさ、アナはユダヤ人じゃないので、最初から真剣な付き合いにならないという前提でやっちゃうわけよ・・・。それってさー、1)お前、一応聖職者だろ!2)アナは小さいときからとっても大事にしていた親友じゃないの?しかももう1人の親友・ブライアンもアナのこと大事にしているってわかっているのに。そういう女と火遊びするもんかね。 そんで、アナの方がマジになっちゃって、サンフランシスコに栄転になったのを断ってでもニューヨークに残り、ジェイクと真剣に付き合いたいなんて言い出すと、結構冷たいんだなー。やたらユダヤ教会がどう思うかとか、お母さんがどう思うかとかばっかり心配するんだよ。こういうの「遊び」って言うんじゃないの?そんだけでも後味悪いんだけど、ベン・スティラーがマジでこの色男の役やってるのが輪をかけて解せない! 邦題の『僕たちのアナ・バナナ』と聞くと、この三角関係のロマンスが中心のストーリーのように見えるけど、原題『Keeping the Faith』というのは、ズバリ信仰がこの映画のテーマで、三角関係のロマンスは、ユダヤ教とカソリックという似て非なる物をあえて比較しながら、信仰とは何かを問うための背景でしかないというのがはっきりわかる。で、ジェイクもブライアンも同じくらいの比重で自分の信仰というものを試され、それによって苦悩しているハズなんだけど、私にはどうしてもジェイクはいいかげんなヤサ男にしか見えない! ブライアンが煩悩に悩まされて、カソリックのプリースト暦40年の先輩に打ち明けると「私は身も心も神に捧げてはいるが、それでも10年に一辺くらいは恋に落ちてしまうことがある」なーんて言うのを聞くと、そのけなげさに打たれるね。まあだから考えてみれば、ジェイクとアナの尻軽さがあるからこそ、ブライアンの真摯さ、純粋さを更に強調しているのかもしれない。 エド・ノートンってニューヨーク出身なのかな。ベン・スティラーもそうなんじゃないかと思うんだけど、この映画も随所に「ニュ〜ヨ〜クゥ〜」っていう描写があっていいね。ブライアンがべろんべろんに酔っ払って、道端のゴミ溜めに転んじゃうと、男の人が近づいて行くので、手を貸してあげるのかと思ったら、ゴミを手渡すだけ、とか、まだ子供のブライアンが街角のコンビ二で、ドラッグ・クイーンたちにコーラを買ってきてあげるところとか、結構笑う。それに、ユダヤ教の人とカソリックの人が文字通り隣同士であるというのも、ニューヨークならではかもしれない。 そういうところとか、ジェイクもブライアンも退屈な教会での説教をスタンダップ・コメディみたいにして、教会に人を呼び集めたりとか、その二人が宗教の壁を越えて一緒にコミュニティ・センターを作ったりとか、カソリックとユダヤって相容れない感じがするのだけど、それを軽いタッチでこんな風に描いているのはほのぼのしたね。 そういうところを邦題がばっさり切り取ったのは不満なのだけど、セールス戦略としては正しい?下手に日本人に馴染みのない信仰を強調するような、原題に忠実なタイトルをつけるより、日本人が共感できるような部分を切り取って邦題にするという。それもわかるんだが、それだと、その国の背景がわからなくて、つまらなくない?映画ってやっぱ、それが出てきたお国柄つか、カルチャーとかが反映されているところが面白いんじゃないのかね。それに「アナ・バナナ」という表現は、一回しか出てこなくて、アナがそういう風に実際に呼ばれていたわけじゃないんだけどなあ・・・ まあ、いつものことなんだが。 Key Words 映画 ロマンス 宗教 僕たちのアナ・バナナ ベン・スティラー エドワード・ノートン ジェバ・エルフマン ニューヨーク 今日見たDVD
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Along Came Pollyシェアブログ111506に投稿
ちょっとこんなに笑ったのは久しぶり。笑い過ぎて体力消耗しちゃって、栄養補給にスタバまでフラプチーノを買いに行って、やっと一息ついたってくらいす。
ストーリーは、モロ、ベン・スティラーお得意の、つか、こういうコメディの王道である、冴えない男が恋愛で大奮闘するつーものなんだけど、やはりフィリップ・シーモア・ホフマンをバックドロップに持ってきたのは正解だったね。デブであると言うことを100%包み隠さず使った体当たり演技ですよ!何を着ても似合わないがイジョーに高飛車な、本当に超かっこ悪い男・サンディを嬉々として演じています。 フィリップ・シーモア・ホフマンのお笑いシーンが、やもすればすんごい退屈になってしまう『メリーに首ったけ』の2番煎じ的プロットと交互に入ってきてストーリーをリフレッシュさせてくれるので、結構テンポ良く観れて楽しい。 フィリップ・シーモア・ホフマンがが出て来るところは、ほとんど全部可笑しいんだけど、一つだけ紹介するとなると、やはりバスケをするシーンだな。すっげえ下手なんだけど、ゴールするときに「レインドロップ!」とか「アイスマーン!」とか意味不明なことをいちいち叫びながらキメようとする様がイジョーに可笑しい!しかも絶対入らない。 それと中盤、ベン・スティラーがお客さんとラケット・ボールするシーンがすっげえ可笑しくて、4回くらいリワインドしてしまったんだが(4回目にはさすがに笑えなかったが)、あれって、スクリーン・プレイなんだよなあ、驚いたことに。ラケット・ボールしている人たちって、見たことある?なんかすごいワイルドなんだよね、あのスポーツ。それをえらくヴァイオレントに見せてるんだけど、カメラなんだよね、あの可笑しさを捕らえているのは。 あと、サルサが好きなポリー(ジェニファー・アニストン)のためにリューベン(ベン・スティラー)がサルサを習うんだけど、まあ、その下手さ加減を描いた練習シーンなんかは良くあるギャグネタなんだけどさ、実際にサルサ・クラブでポリーと踊るシーンが結構いいんだよ。バカ面下げて下手ウマに踊るリューベンをスローモーで撮って、それにあきれながらも「ああ、自分のために好きでもないサルサを練習してくれたんだ」という、両手で頬を覆って感動しているポリーの顔をやはりスローモーでズームし、それを交互に出していくところが、可笑しくもあり、ほのぼのもしていて、結構いいスクリーン・プレイだったなあ。 ジェニファー・アニストンもすごくいいよ。自由奔放でちょっとずれてるポリーを無理なく演っている。この人すごい可愛くて好きなんだけど、時々オーバー・アクトというか、わざとらしい演技するんだよね、表情動かさずに口だけでしゃべったりするとかさ。でもこの映画では、演技じゃないんじゃないかって言うくらいはまってて良かった。 だらしない女なんでいつも出掛けにカギが見つからないんだけど(私もです)、電話で「またカギがみつからないんだろ?」と言われ「いや、違うの・・・置いたところにないのよ・・・」というのが笑った。そんで不本意ながらもリューベンがくれたキー・ファインダーを使うと、冷蔵庫の中にあって、「OK、見つかったよ、バイ!」って電話をポンっと投げ捨ててでかけて行っちゃうところとかいい! 普段はこの手のコメディって、バカバカし過ぎてかえって笑えないんだけど(『メリーに首ったけ』なんてぜーんぜん面白くなかった)、これはエネルギー吸い取られるほど笑ったよ。映画観てこんなに笑うなんて、どのくらいぶり?『レッド・ツェッペリン熱狂のライブ』以来だな!あれはコメディじゃないんだが・・・。 Key Words 映画 ポリー MY LOVE ベン・スティラー アニストン フィリップ・シーモア・ホフマン コメディ ラブコメ DVDレビュー
| トラックバック(2) | コメント(1) | ブログ・レポ | 【2006/08/28 00:22】
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Homegrown
マリファナを栽培している。ある日、ボスであるマルコムが何者かに殺され、殺人の嫌疑をかけられるのを恐れてマリファナ栽培地から逃げた3人だが、ディラーであるマルコムがいないことには、商売にならない。逃げるときにざっと持ってきたマリファナを他のディーラー(ジョン・ボン・ジョビ)に売ろうとするが、「なんでマルコムのところで働いているのに、俺に売りに来るの?」と突っ込まれてしまう。そこで、3人の中では一番頭の切れるジャックがマルコムを装い、マルコムとして商売を始めるのだが・・・・・。 この作品は、『ブロークバック・マウンテン』『ジャーヘッド』で人気上昇中の、ジェイク・ジレンホール(ギレンホール改め)のお父さん、スティーブン・ジレンホールが監督、脚本しています。その上、お母さんのナオミ・フォーナーが製作に参加、お姉さんのマギー・ジレンホール、そしてジェイク君自身も端役で出演と、家族総出で下町の印刷工場みたいな映画です。 映画としては完全にB級なんですが、マリファナというものがどういう風にできるのかがわかったことだけは、面白かったです。この映画の中では、マリファナを栽培している山は、マルコムの所有地のようなんですが、多分、自分のものでもない土地に勝手に植えちゃってる人もいるんだろうなあと思いました。主人公の3人は、もうそこにキャンプ張っちゃって、なんかバケーションの森林浴みたいな感じで、楽しそうです。マリファナの木は成人男子位の背丈で、ばっさばっさと切り取って、ビニールで包んで、カーターの元恋人、今セックス・フレンド/ビジネス・パートナーのルーシーの家に運び、そこのダイニング・ルームでみんな仲良く、鼻毛を切るくらいの小さなはさみで、茎に付いている藻みたいなのを、丁寧に切り取って行く。それがあの、良くビニール袋に入って売られているウィード/ポット/グラス/マリファナなわけですが、この工程も全部手作業で、こちらもまさに家庭内工業! どんどん商売が大きくなっていくにつれ人手が足りなくなり、山での刈り入れには大学生位の男の子たちを雇い、家で鼻毛用はさみでの切り取り作業には移民のおばさん連中を雇ってくるのですが、ああいう仕事ってどこで見つけてくるんだろう?あんなフツーっぽい人たちを雇って、誰もタレコミしないんだろうか?なんか普通の農家を見ているみたいで可笑しかったです。 あと、「リッパー」と呼ばれる、マリファナ栽培地を襲ってくる一団がいるのが笑いました。アラビアン・ナイトみたいなデカイ刃物持って、大勢でわーっと山の中に入ってきて、マリファナを盗むのです。なんかエラク原始的にせめぎ合いながら商売しているんだなあとある意味感心してしまいました。 『ラブリー&アメイジング』の時も、最初の45分間みっちりジェイクくんが出てこなかったので、今回は余裕で待っていましたが、最後までジェイクくんは現れず、エンドロールが始まってしまい、「あれれ、見落としたか!」ともう一度、今度はマイルドな早回しで全編追って見ましたが、やっぱり出てきてない。しかし、エンドロールを良く見ると「Jake/Blue Kahan Jake Gyllenhaal」とクレジットされてるじゃないか。つーことは・・・ カットされてるらしい! ジレンホールのおとっつあん、結構キビチーなあ。息子さんのキャリアを考えて、ワン・シーンくらい残しておいてくれればいいのに。それともキャリアの妨げになるほどひどかったのかしら?! Key Words 映画 マリファナ ジェイク・ジレンホール マギー・ジレンホール movie
| トラックバック(0) | コメント(7) | ブログ・レポ | 【2006/02/12 02:10】
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