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『かけひきは、恋のはじまり』-最高のデート・ムービー
Leatherheads

1920年代のNFLがどんなだったかってのが面白かったですね。この頃はプロと言っても、その辺の農場とかで働いている人が、その辺の農場でプレイしているのを一応お金払って観る、位のものだったらしく、大学のスター・プレーヤーだったカーター(ジョン・クラシンスキー)も、取材陣に「プロになれば?」と言われてゲラゲラ笑い出してしまう、というくらいお粗末なものだったらしい。ルールはあってないようなものだし、ルールブックもないから確かめようもない。反則は横行。なんでもありだ。

Leatherheads
dvd on amazon.com
Produced: 2008
Director: George Clooney
Writing Credits: Duncan Brantley, Rick Reilly
Cast:
Jimmy 'Dodge' Connelly: George Clooney
Lexie Littleton: Renee Zellweger
Carter Rutherford: John Krasinski
C.C. Frazier: Jonathan Pryce
ジョージ・クルーニー演じるドッジ・コネリーは、もう四十路も過ぎた引退も秒読みと言う選手なのだが、こんなNFLをきちんとさせたいと色々奔走し、ロースクールに行くつもりだったカーターを説得、自分のチームの花形選手として迎え入れ、その過程で女性新聞記者レキシー・リトルトン(レニー・ゼルウィガー)と出会い、恋に落ちる。レキシーは、カーターが第一次世界大戦ですごい功績を収めたって話のウラを取りにカーターに近づき、カーターに惚れられてしまい、おあつらえ向きの三角関係になる。

レニー・ゼルウィガー抜擢の理由はやっぱし『ザ・エージェント』に出たからすか?って知ったようなこと言ってるけど、観てないんだ、この映画。これもフットボールの映画ですよね?まあ、『ザ・エージェント』じゃなくても、この人はコメディをヒットさせてる人だからか。年齢的にクルーニーとも釣り合うし。昔から老け顔だったけど、さらに年取ったなあ。普通、老け顔の人って変わらないもんだけど。

で、まあ、クルーニー監督が、昔のスクリュー・ボール映画(1930、40年代に流行ったラブコメをこう呼ぶらしい)をたくさん観て研究したとのことなので、そういう昔の映画の雰囲気に溢れている。私は全然その辺知らないので、「あー、映画がカラーになったばっかりの頃の雰囲気」とか勝手に思ってましたが。

映画的にはそこそこ、って感じだったけど、さっきも書いた当時のNFLの感じは良かったし、もう引退間近で、若い選手から「おじいちゃん」とバカにされるような役を自ら買って出たクルーニー兄貴は結構良かったです。この人は面白くもあるし、そ、それにやっぱセクシーだね!アタシ、ジョージ・クルーニーに萌える女ってわかんない!って思ってたんだけど、この映画では中々そそるよ~。もうすぐ引退の哀愁と、どうせ辞めるならやったるで!みたいな開き直りパワーみたいの全開で、好感の持てる役作りだった。

若手選手役のジョン・クラシンスキーも、身体デカくてフットボール選手っぽいし、スター選手特有のわがままさとか、お坊ちゃん育ち感とか、キャラにハマってて好演でしたね。

邦題のイメージよりずっと男臭い映画ですけどね。なんか、日本でのイメージ戦略が余りにオサレなので、同じ映画だと思わなかったの。でもアレよね、これって最高のデート・ムービーかも。男も女も楽しめるし、昔の映画意識してるから衣装とか背景とかお洒落だし、内容も軽いけど馬鹿過ぎないし。気になる人がいたら、誘って行ってくださーい。

key Word 映画 かけひきは、恋のはじまり ジョージ・クルーニー レニー・ゼルウィガー ジョン・クラシンスキー ジョナサン・プライス
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★おすすめ映画★ | コメント(14) | 【2008/11/08 08:35】
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『Watching the Detectives』-キリアンだけでいいの
Watching the Detectives

キリアン・マーフィーがローカルなビデオ屋を個人経営する映画ヲタクのニール、ルーシー・リューがその店に現れた変わり者の女の子ヴァイオレットという設定で、プロット、ギャグ、キャラ設定、全てが破綻しているとんでもないラブコメです。

watching the detectives
Produced: 2007
Director: Paul Soter
Writing Credits: Paul Soter
Cast:
Neil: Cillian Murphy
Violet: Kucy Liu
いいのはキリアンだけ!!アメリカ人の普通の男を演じてるのですが、ロックスターの真似事をしてギター弾いているところとか、ルーシー・リューとのベッド・シーンとか、萌えっ!キリアンって、こういう普通の役って余りないじゃない?Tシャツ、ジーパンにローカットのコンバース、ストレートだけど、先っぽだけクリンとカールしたいかにも白人ぽい髪の毛、それにあの真っ青な目・・・!!いやん!!

それに引き換えルーシー・リュー。死んで欲しい。『ラッキーナンバー7』のときから思っていたのだけど、なんでこの人ボケキャラとか演りたがるの?すっごいセンス悪いヘンな服装してさ、早口で意味不明なことまくし立てて、ズレた行動で失笑を買う、みたいな。これを「可愛い」って言ってる人もいるんだけど、うっとおしいんだよ!蚊とかハエのレベルですね。「パン!」と新聞紙ではたき殺したくなる・・・。

この人の映画って意識して追ってないけど、もう少し役選べないのかね。それともあれですか、やっぱアジア人だから余りチョイスがないのだろうか。でもこの人役者としてもそれほど秀でたものがあるわけでもないし、顔も可愛いけどガチャ目だし、スタイルいいけど手足短いし、中途半端なんだよね。コメディへたくそだしさ。チャリエンとかキルビルとかでは熱演だったし、同じアジア人だからがんばって欲しいんだけど、この人にアジア人としての思いを託す気はないかな~。

他のサイド・キックの人たち、ニールのビデオ屋に集まってくるヲタの人たちとか、近所に出来たチェーンのビデオ屋の店員とか、全く知らない役者さんたちばっかなんですけど、もー最悪。全く立ってるキャラがいない。映画ヲタクであることを表現するエピソードとかも陳腐でちっとも面白くないし。

ストーリーの主旨としては、映画ばっかり観てて、現実を生きてないニールに、問題行動の多いヴァイオレットが刺激を与える、で、その問題行動というのが、ニールが映画の中で体験していることを現実にしちゃう、というものなんですけど、リアリティを持たせるのは無理あるし、かといってものすごいステキなイマジネーションがあるわけでもないし、ハッキリ言ってすっごいへたくそなストーリーです。

キリアンってすっごい演技派だし、作品選んでると思うのだが、こういうのは「やったことないジャンル」ってことであえてやるのかね?彼自身はマジ、悪くないですよ。このシチュエーションで、出来る限りの名演技をしています。映画自体が、キリアンがどんなにがんばっても良くならない、というだけで。どちらにしろ、色々やるチャレンジ精神は買う。この人のすごいところは、映画ごとに違う人になれちゃうところなんだよね。例えばフィリップ・シーモア・ホフマンってすっごい名優で大好きだけど、ある一定の「顔」見たいのがある。ぶっちゃけて言うと、どの役やっても一緒、いつもフィリップ・シーモア・ホフマンなんだよね。

でもキリアンは違う。毎回違う顔を見せる。「これがあの映画のあの人?!」とか思うのだけど、でも良く観ていると、やっぱりキリアン・マーフィーでしかない、という、すごい存在感あるんだよね。そういうところが好きなの。この人の映画は全部観てみたいと思う。こんな最高駄作でも、キリアンの違う顔が観れたので全然惜しくないんだよ。

Related Article
■キリアン・マーフィーの映画偉人伝
■フィリップ・シーモア・ホフマンの映画偉人伝

key Word
映画 キリアン・マーフィー ルーシー・リュー
映画を見て、思ったこと | コメント(4) | 【2008/08/31 03:39】
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『恋愛適齢期』-なんたって、大人のラブコメですから
Something's Gotta Give

ジャック・ニコルソン演じる63歳のレコード会社社長のハリーは、20代のの女としか付き合わない、という結婚経験なしの、筋金入りプレイボーイで、新しい彼女のマリンに、週末を別荘で過ごそうと誘われてやってくるのですが、芝居の脚本家であるマリンの母親・エリカも、別荘で脚本書きの仕事をしようとやってきて、鉢合わせしてしまいます。自分の娘がこんなジジイと付き合っていると思うと、エリカは憤りを隠せないのですが、結局その夜は、エリカの妹のゾーイも交えて、みんなで一緒に夕飯を食べる。

Something's gotta give
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Produced: 2003
Director: Nancy Meyers
Writing Credits: Nancy Meyers
Cast:
Harry Sanborn: Jack Nicholson
Erica Barry: Diane Keaton
Julian Mercer: Keanu REeves
Zoe: Frances McDormand
Marin: Amanda Peet
このゾーイの役がフランシス・マクドーマンドなんですが、この人が夕飯の席ですごいこと言うんですよ。

ゾーイは「女が63歳で一度も結婚したことなかったら、オールド・ミスなんてバカにされる。ところが男のあなただと、哀れむどころか、独身万歳!みたいにこぞって賞賛する(これは、ハリーのことが「かっこいい独身男」みたいな内容で雑誌に掲載されたことに関して言っているんですけど)。さて、そこで私の姉だが、容姿端麗で、しかも最も成功した劇作家の一人でありながら、50歳過ぎでバツイチなので、毎晩一人きりで寂しい夜を過ごしている。こんなことは言いたくないけど、彼女と釣り合うくらいの歳の独身男たちはマリンのような若い女を選ぶのよ。で、蚊帳の外に置かれた50女は、自分磨きに精を出し、どんどん知的で興味深い人間になっていく。しかし男と言うものは-みんな知っている通り-知的で興味深い女を怖がるのよ。特に年齢のいった男は・・・。明らかに50女は最も不幸な層だと思わない?」

これでこの夕飯はぶち壊しになってしまうのですが、これを観ているお茶の間もいやーな空気が漂いますよねえ。これは大学でウーマン・スタディなんかしているゾーイが、感情的になって言ってるんじゃない、The Matter of fact(単なる事実として)ちょっとジョーク交じりに言ってるっていういう設定にはなってますが、要するに年齢を重ねた女性は知性的で非常に面白いのに、男はそれを愛でるだけの脳みそがないから、若い女のケツばっかり追っかけまわして、おまけに世間はそういう男を容認するどころか、かっこいいと褒め称えているってどうよ!と言ってるわけなんですね。

こういう映画をアメリカでは一般にChic Flickと呼んでいるんですが、これは映画に対する蔑称ですね、普通。「女が好きそうな映画」「女向けの映画」ってことで、男はすっごい観るの嫌がるのですが、何でかって言うと、Chic Flickってのは、上記のようなことを映画開始から30分でフランシス・マクドーマンドみたいな女優に言わせといて、あとで回収しないんですよね。つまり、年齢のいった女って、こんなに魅力的なのよ、それに気が付かない男の方が不幸でしょ?みたいな、最後に何らかの形で納得させてくれなかったら、「あーまた女どもがなんか文句言ってる」って思われちゃうわけですよ。

で、キアヌ・リーヴス演じる医者のジュリアンは、女性の知性を愛でることが出来る、非常に数少ない素晴らしい男として描かれているわけなんですね。彼は芝居が大好きで、エリカの脚本の大ファンで、「僕は君の知性を恐れたりしない」とか思いっきりセリフにも出てくるくらいなんですから。しかもエリカより20歳も若い36歳で、超イケメンで、しかもドクターですよ!本当は50女は、こういう男に愛されるべきだ、と言っているんでしょうか?

でも、ジュリアンがエリカに魅かれる動機が今一はっきりしないんで、説得力ないんですよね。彼女の作品のファンだからって、恋に落ちると言うのは違うでしょ?唯一これかな、というシーンは、エリカが電話で友達と無邪気に話しているのをじっと見ているジュリアンが、「この人、可愛い人だな」という感じで

「フッ」

っと笑い、エリカをディナーに誘うんですね。その後、ジュリアンはディナーの席で、自分は同い年くらいの女に興味がないわけではないが、魅かれる相手がいない、エリカ、君はセクシーだ、とか言って、首筋にキスして、

「君がいい匂いがする、っていうのはわかっていたよ・・・・」

って言うんですけど、なんかコレを聞くと、ジュリアンは加齢臭とかが好きな「熟女好き」なんじゃないか?!と思えてくるんですね。

しかもエリカって人は、

「これは・・・・石鹸の匂いよ・・・」

なんて、すっごいベタな謙遜しか出てこなくって、「こいつ本当に知的なのかよ!?」と思えてくる。頭いいんだったら、ちょっと実生活でマネしたくなっちゃうよな、かっこいい切り返ししてくださいよ、って感じです。

で、ハリーの方も、エリカを好きになっちゃうんですけど、こっちも説得力ないんですね~。唯一考え付く理由は、心臓発作やって、ついにテメーもジジイだと認めざるを得なくなったハリーが気弱になっているところを、エリカがたまたま面倒見てあげたから、としか思えないんだよね。しばらく一緒に暮らさなければならなくなったのですから、一緒にいる内に情が沸くってことがある、というのは否定しませんが、そうなると、さっきのフランシス・マクドーマンドが投げた爆弾が不発に終わっちゃうんですね。だって、エリカが知的で面白い女だから魅かれたのじゃなくて、面倒見のいい女だからだったら、遊ぶ女は若い女、家で面倒見てくれるのは古女房みたいな、そういう意識から抜け出てないじゃないですか。

そいでエリカはどうかっていうと、ジュリアンよりハリーに魅かれてしまうのですが、これもまた説得力ないんですよね・・・。ハリーが心臓発作で養生するため、エリカの別荘に滞在し始めてから、散歩に誘ったり、同じ家にいるのにメイルのチャットしたりし始めて、ある日二人とも夜更かしなので、夜中にキッチンで落ち会ってパンケーキを作ることになったのですが、そん時突然エリカが

「私はどうしてこんなにもあなたに魅かれるのかしら」

みたいなことを言い出すのですが、私にとっては寝耳に水、ってか、そうなの?!って感じなんですよ。唯一考え付く理由は、もうずっと男と生活したことなかったから楽しくってハマっちゃった、としか思えないんですね。

邦題の『恋愛適齢期』っていうのは「恋愛に適齢期なんてないんだよ、エリカを見て!恋に落ちて泣いたり喚いたり傷ついたり、50過ぎたってこんなもんよ」という、明らかにエリカが主体のタイトルだと思うのですが、原題の『Something's Gotta Give』っていうのは、「(何か重要なもののために)手放さなくちゃいけないもの」というような意味なのですが、そうなると主人公はハリーなんですよね。

というのはですね、ハリーはエリカに恋するんですけど、独身のジゴロ的生活が捨てきれないんですね。セックスした後エリカが舞い上がって、来年の誕生日に一緒にパリに行こう、なんていうとしら~っとしてたりとか、「セックスは二人でするもんだけど、寝るのは一人でするもんだ」と、自室に帰っちゃってエリカをがっかりさせたりとか。こんときははなぜかすぐにエリカの寝室に戻ってきて、「一緒に眠ったらどんな感じか試してみたい」なんて言って一緒に寝るんですが、心臓発作の後遺症がどうやら落ち着いたらしく、シティに帰っていいとなるとすっごいあっさり帰っちゃって、電話の一つもよこさない。で、エリカがたまたまシティでハリーを見かけると、若い女と一緒にいる。口論になるとハリーは、

「私は今更、誰かのボーイフレンドになんかなれないよ」なんて言うわけなんですよ。

要するに、エリカはコミットメントして欲しいので、ハリーは独身貴族的な生活をあきらめなきゃならないのですが、全然そこに気がついてないんですね。

そんで、少女のように傷心になったエリカは、ジュリアンとくっついて、ハリーとの情事の一部始終を脚本に書き、芝居は大当たり、ジュリアンも「君が書いた中で最高の作品だ」と絶賛。で、誕生日にはジュリアンとパリに行くんですが、ハリーは、エリカを追っかけてパリに来る。

で、エリカはハリーを取るんですが、ハリーは独身貴族的生活はどーしたのよ、っていう、そこらへんの説明がないんですよ。エリカがここまでハートブレイクだとか散々大騒ぎしといて、ハリーが独身貴族生活をすっぱりあきらめて来た、っていうくだりがばっさり端折られちゃってると、納得行かないじゃないですか。

そんで最後は、マリンが生んだ赤ちゃんを抱き上げて孝行爺と婆になったハリーとエリカって、こんなベタなラストにするんだったら、フランシス・マクドーマンドに爆弾投げさせる必要がどこにあったんだよ!とツッコミたくなっちゃうんですが、まーこのベタな大団円を見ると、この爆弾は単なるスパイス、というか、なんたって「大人のラブ・コメ」ですから、少し箔をつけたかったってだけで、さして意味なんかなかったんでしょうねえ。

要するに、あんまり理由付けのないエピソードを繋げただけの捨て映画だったんですけど、わざわざ主人公を年配の男女に設定したり、フランシス・マクドーマンドに爆弾投げさせたり、高い金払ってジャック・ニコルソンなんて怪優を持ってきたり、それに、キアヌがなかなかチャーミングなんですよ。こんだけ正の要素が揃っているのに、勿体無いですよねえ。あとほんのちょっと脚本叩いてれば、『リトル・ミス・サンシャイン』みたいなちょっと面白い作品になったかも知れないのに。

key Word
映画 ナンシー・マイヤーズ ジャック・ニコルソン ダイアン・キートン キアヌ・リーヴス フランシス・マクドーマンド アマンダ・ピート
恋愛映画・ロマンティックコメディ | コメント(4) | 【2008/06/30 05:25】
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『Dan in Real Life』-ベタだけど腹は立たない
Dan in Real Life

ビデオ屋さんの壁面いっぱいに鎮座していたこの作品。スティーヴ・カレル好きなんで、観たい観たいと思っていたの。『俺達ニュース・キャスター』の時のあの、気持ち悪いけど可愛いキャラの時からたまんない人だな~と思っていたのですが、やっぱ段々垢抜けてきて、『リトル・ミス・サンシャイン』ではいい男だと思うわよ。

Da in Real Life
Produced: 2007
Directed by: Peter Hedges
Writing Credits: Pierce Gardner, Peter Hedges
Cast:
Dan: Steve Carell
Marie: Juliette Binoche
Mitch: Dane Cook
Jane: Alison Pill
Cara: Brittany Robertson
Lilly: Marlene Lawston
Nana: Dianne Wiest
Poppy: John Mahoney
Dr. Ruthie: Emily Blunt
40歳の童貞』ではキャサリン・キーナー、今回はジュリエット・ビノシュと、スティーヴ・カレルって意外な女優さんを相手役に持ってくるよね。まあ、本人が選んでいるのかわかりませんが。でも今回一番驚いたのは、お母さん役のダイアン・ウィースト!この人、『ハンナとその姉妹』で、二女のホリー役だった人よ!ねーちょっと、全くさー、誰でも歳は取っていくものなんだけど、ショックー。すっごい太ったなー。お父さん役のジョン・マホニーは年寄りの役でしか知らないからそうでもなかったけど、あの『ハンナ・・・』でのぶっとびねーちゃんぶりを知っているダイアン・ウィーストは、ううう・・・・。

内容の方はですね、ううーん、スティーヴ・カレルつーっともっとエゲつないギャグかな~と期待してたんだけど、かなりハリウッドしてますね。ハ~ト・ウォ~ミングつーか。家族~!とか愛~!とかね。スティーヴ・カレル自身が垢抜けてカッコいくなってきたと同時進行で、彼が出張る映画も毒気が薄れてきたかな、と言う感じです。芸風も落ち着いてるしなあ。やっぱ最後はトム・ハンクスみたいになっちゃうのかしら?

でも、スティーヴ・カレルの面白さって、微妙なズレ加減というか、『40歳・・・』のときも、本人はすっごく幸せで、人間としても結構まっとうなのになんとなくキモい、とか、今回の役柄(ダン)も、3人娘を抱えたシングル・ファーザーで、至極マトモな普通のお父さんなのに、えらく疎ましがられたり、家族が大集合する里帰りをして、地元の本屋で女の人(ジュリエット・ビノシュ)と出会って舞い上がってる様とかが、

あら、40歳過ぎてても、やっぱり恋愛って素敵ね

ってんじゃなくて、

いい歳して、舞いあがってんな~

という、どちらかというとみっともないところが、味なわけですよ。

その味はすごいいいんですけど、この彼女、マリーが、最近彼氏ができたばっかりなので、電話番号教えてもいいけど、かけない方がいいと思う、とか言った時、

「・・・電話はしないよ、ということを言うためにかけるかも」

とか言って、あとでそれを

「すっげえバカなこと言った!ぎゃーちょー恥ずかしいよー」

とすっごい後悔するシーンがあって、そのスティーヴ・カレルは面白いんだけど、言ったセリフがイマイチなので、あんまり笑えないんだなあ。要するに何が言いたいかというと、脚本つーかお話がベタなんだわな。

なんたって、マリーの最近できた彼氏がダンの弟、ミッチで、家族の集まりにマリーが来ちゃう、という設定なんだもの。で、ダンが弟の彼女なのに、と苦悩したり、逆に見せ付けられてヤキモチ焼いてみっともない行動をしたり、マリーに色目を使ってるなんてズバリ娘に指摘されたりして、絵に描いたような情けない中年男なのですよ。

あと、もう奥さんが死んで4年にもなるのに独りのままであるダンを心配したお母さん(太ったダイアン・ウィースト)が紹介してくれるのが、小学校かなんかで「ピッグ・フェイス」と呼ばれていた女の子で、ダンの兄弟はみんな知ってて、この女とデートさせられるダンのことをからかうのですが、そのときのスティーヴ・カレルの情けない顔とか、もう爆笑。

「I don't wannna date pig face」

って言う、言い方とかもー、ありがちな感じで、こういう庶民性って、どっから出てくるのかなーとか思います。

で、実はこのピッグ・フェイスは大きくなってすっごいきれいになって(『プラダを着た悪魔』に出てたエミリー・ブラント)、デートでダンと踊るシーンがむちゃくちゃ可笑しい・・・可笑しいんだけど、ピッグ・フェイスは、実はキレイな女の人に成長していた(しかも医者)、スティーブ・カレルが踊るシーンがある、そして、この女の人と弟のミッチが最後にはくっついて、ダンとマリーはハッピーエンドだな、ってわかっちゃうでしょ?脚本的に、面白くないでしょ?

しかも、弟の彼女に横恋慕して家族中のひんしゅく買ったのに、結局わかってもらえて、マリーをに会いに行け、と家族の応援を受け、3人娘も一緒に行っちゃうところが、すっげえハリウッド的大団円。最後のシーンは、ダンとマリーの結婚式・・・。ありがちだ!ありがち過ぎる!でも『主人公は僕だった』ほど腹は立たないな。そこはやっぱスティーヴ・カレルのキャラで。

Key Words 
映画 スティーヴ・カレル ジュリエット・ビノシュ ダイアン・ウィースト
映画 | コメント(0) | 【2008/04/12 22:38】
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『Moving McAllister』-至上最悪つまんないです
Moving McAllister

うう~なんでこの映画借りちゃったんだっけ?ああ、ジョン・ヘダーが出てたからだ。『俺達フィギュア・スケーター』ですっかりこのナポレオン・ダイナマイトの美しさにノックアウトされてしまったワタクシ、血迷ってしまいました。

Moving McAllister
Produced: 2007
Directed by: Andrew Black
Writing Credits: Ben Gourley
Cast:
Michelle: Mila Kunis
Rick: Ben Bourley
Orlie: Jon Heder
McAllister" Rutger Hauer
主人公リックを演じるベン・ボーレイ(と読むのだろうか)が脚本を書いている、ラブコメ/ロードムービーなんですけど、いやー、至上最悪のコメディです。この主演のヤツ、この人が全く魅力ないんだよね。リックは、司法試験を数日後に控えている弁護士のインターンで、まず、この人が朝起きてから仕事に行くまでの様子をダイジェスト的に見せる。良くある手法でしょ、朝起きて、歯磨いて、野菜ジュースを飲んで、真っ白なワイシャツしか並んでいないクローゼットから一枚シャツを選んで、ネクタイ締めて、アパートの扉をバタンと閉めるまでを、台詞なしで、テンポ良く見せる・・・・。

この時点でもう見る気失くしたもん。余りにベタで。この役の人も可愛くもなんともないし。それにアパートの部屋がぜーんぶ真っ白で、家具とかもほとんどなくて、安い作りのエロ・ビデオみたく全く現実感がない。まーさ、弁護士のインターンだから、家に何もない、という逆の「生活感」を出したかったのかもしれないけどさー。

で、その後彼がオフィスで奮闘する姿をコミカルに描いているのですが、またこれが全然面白くない。ベタ過ぎる!!!全くオリジナリティのない人だなーと思う。

ストーリーは、この主人公が、自分のボスに取り入るために、ボロボロの引越しトラックで、ボスの所持品をLAかなんかに運んでくれという頼みを引き受けてしまうが、そん時に、ボスの姪っ子のミシェル(ミラ・クニス)も連れて行ってくれと頼まれる。司法試験が数日後に控えているので、この旅は時間との戦いなのだが、ボスの心象を良くしたいリックは、引き受けてしまう。で、もちろん、この姪は我侭だし、途中で拾ったヒッチハイカーのオーリー(ジョン・ヘダー)はハチャメチャだし、ストレス溜まる様を笑うという、ベタなコメディなのですよ!

ジョン・ヘダーの上半身ヌードがたくさん出てくるのは嬉しいのですが、この人太ってるねー。でも多分、これって普通の人の体系なんだろうな。生で見たらそんなに悪くないのかも。映画で見ると、みんないい身体してっから、ぷよぷよして見えるけど。

でもジョン・ヘダーの面白さも全然炸裂してなかったな。といっても余り真剣に観てなかったから。でもさー、毎日夕飯食いながらDVD回してたんだよ!それでも見る気にならないというのは、かなり面白くないってことよねー。

で、また腹立つのは、最後、LAのボスの家だか別荘だかに着くと、ボスが、自分がトラックで運んできたものを見ろという。でっかい箱に仰々しく入れられていたのは、リックの履き古された靴。この靴には、最初の方でエピソードがあるのだけど、なんかつまらないメランコリーで、「はあ!」とがっかりしてしまうオチ。しかも、リックはミシェルに恋してしまっていて、司法試験を受けるためにすぐさまフロリダに飛んで帰らなければならないんだけど、空港まで行って気が変わって、全速力でボスの家に戻る。

「ミシェルはどこですか」

「海岸にいるよ。司法試験はどうした」

「今、僕にはもっと大切なことがある。アイ・ラブ・ミシェル」

だって。この「アイ・ラブ・ミシェル」という言い方が大根なのも萎えたけど、なんかさ、そこまでして彼女が好きだ、というのが全然感じられなくて、観ていてすっげーシラける。

で、海岸を歩いているミシェルに声をかけると、まずボカっと殴られる。「さよならくらい言えないの?!」

・・・もーこれもベタ過ぎません?なんか全てが使い古されたコメディの手法で、こんな脚本ならアタシにも書けるんじゃないかと思ってしまう。とにもかくにも最悪な映画

Key Words 
映画 ラブコメ ジョン・ヘダー
映画感想 | コメント(0) | 【2008/03/30 02:28】
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『ポリー MY LOVE』-エネルギー吸い取られるほど笑いました!
Along Came Pollyシェアブログ111506に投稿

ちょっとこんなに笑ったのは久しぶり。笑い過ぎて体力消耗しちゃって、栄養補給にスタバまでフラプチーノを買いに行って、やっと一息ついたってくらいす。

alongcamepolly.jpg
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CAST & CREDITS
Produced: 2004
Directed by: John Hamburg
Writing credits: John Hamburg
Cast:
Reuben Feffer: Ben Stiller
Polly Prince: Jennifer Aniston
Sandy Lyle: Philip Seymour Hoffman
Stan Indursky: Alec Baldwin
Claude: Hank Azaria
Leland Van Lew: Bryan Brown
この手のコメディは、通常あんまり好きじゃないんだが、フィリップ・シーモア・ホフマンが出ているということと、たまたま友達が持ってたんで、貸してもらった。

ストーリーは、モロ、ベン・スティラーお得意の、つか、こういうコメディの王道である、冴えない男が恋愛で大奮闘するつーものなんだけど、やはりフィリップ・シーモア・ホフマンをバックドロップに持ってきたのは正解だったね。デブであると言うことを100%包み隠さず使った体当たり演技ですよ!何を着ても似合わないがイジョーに高飛車な、本当に超かっこ悪い男・サンディを嬉々として演じています。

フィリップ・シーモア・ホフマンのお笑いシーンが、やもすればすんごい退屈になってしまう『メリーに首ったけ』の2番煎じ的プロットと交互に入ってきてストーリーをリフレッシュさせてくれるので、結構テンポ良く観れて楽しい。

フィリップ・シーモア・ホフマンがが出て来るところは、ほとんど全部可笑しいんだけど、一つだけ紹介するとなると、やはりバスケをするシーンだな。すっげえ下手なんだけど、ゴールするときに「レインドロップ!」とか「アイスマーン!」とか意味不明なことをいちいち叫びながらキメようとする様がイジョーに可笑しい!しかも絶対入らない。

それと中盤、ベン・スティラーがお客さんとラケット・ボールするシーンがすっげえ可笑しくて、4回くらいリワインドしてしまったんだが(4回目にはさすがに笑えなかったが)、あれって、スクリーン・プレイなんだよなあ、驚いたことに。ラケット・ボールしている人たちって、見たことある?なんかすごいワイルドなんだよね、あのスポーツ。それをえらくヴァイオレントに見せてるんだけど、カメラなんだよね、あの可笑しさを捕らえているのは。

あと、サルサが好きなポリージェニファー・アニストン)のためにリューベン(ベン・スティラー)がサルサを習うんだけど、まあ、その下手さ加減を描いた練習シーンなんかは良くあるギャグネタなんだけどさ、実際にサルサ・クラブでポリーと踊るシーンが結構いいんだよ。バカ面下げて下手ウマに踊るリューベンをスローモーで撮って、それにあきれながらも「ああ、自分のために好きでもないサルサを練習してくれたんだ」という、両手で頬を覆って感動しているポリーの顔をやはりスローモーでズームし、それを交互に出していくところが、可笑しくもあり、ほのぼのもしていて、結構いいスクリーン・プレイだったなあ。

ジェニファー・アニストンもすごくいいよ。自由奔放でちょっとずれてるポリーを無理なく演っている。この人すごい可愛くて好きなんだけど、時々オーバー・アクトというか、わざとらしい演技するんだよね、表情動かさずに口だけでしゃべったりするとかさ。でもこの映画では、演技じゃないんじゃないかって言うくらいはまってて良かった。

だらしない女なんでいつも出掛けにカギが見つからないんだけど(私もです)、電話で「またカギがみつからないんだろ?」と言われ「いや、違うの・・・置いたところにないのよ・・・」というのが笑った。そんで不本意ながらもリューベンがくれたキー・ファインダーを使うと、冷蔵庫の中にあって、「OK、見つかったよ、バイ!」って電話をポンっと投げ捨ててでかけて行っちゃうところとかいい!

普段はこの手のコメディって、バカバカし過ぎてかえって笑えないんだけど(『メリーに首ったけ』なんてぜーんぜん面白くなかった)、これはエネルギー吸い取られるほど笑ったよ。映画観てこんなに笑うなんて、どのくらいぶり?『レッド・ツェッペリン熱狂のライブ』以来だな!あれはコメディじゃないんだが・・・。




Key Words
映画 ポリー MY LOVE ベン・スティラー アニストン  フィリップ・シーモア・ホフマン コメディ ラブコメ
DVDレビュー | コメント(1) | 【2006/08/28 00:22】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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