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『ラスベガスをぶっつぶせ』-面白くない!
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この映画は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の生徒たちがカード・カウンティングの手法を使って、ラス・ベガスのブラックジャック・テーブルで大金を稼ぎまくった、という実話を基にしたお話なのですが、主人公のめちゃくちゃ頭がいいハイローラー、ベン・キャンベルは、実際は中国系アメリカ人だったのに、映画では白人に変えられていたことが「人種差別だ」と話題になりましたよね。

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Produced: 2008
Director: Robert Luketic
Writing Credits: Peter Steinfeld, Allan Loeb
Cast:
Ben Campbell: Jim Sturgess
Prof. Micky Rosa: Kevin Spacey
Jill Taylor: Kate Bosworth
Choi: Aaron Yoo
Kianna: Liza Lapira
Jimmy Fisher: Jacob Pitts
Cole Williams: Laurence Fishburne
実際映画観て、やっぱ差別だー!と思ったよー!だって、ベンの親友はふとっちょくんで、その子とロボット開発しているヲタっぽい子はちょっとインド系っぽい。この3人が最初は勉強やロボット作りばっかしてて彼女もいず、ヲタ3人組みたいな感じでつるんでたのに、白人でやせてるベンだけが、ブラックジャックのチームを率いるミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)にスカウトされてベガスでブイブイ言わせるようになって、MIT一の美女、ジル・テイラー(ケイト・ボスワース)にも果敢にアタックするようになっていく。それだけならまだしも、同じチームにいるアジア人のチョイくん(『トランスフォーマー』にも出てたアーロン・ヨー)は、ベガスのホテルで石鹸とかなんでもかんでも盗むなんだかイヤにセコイ子に描かれている。アジア人を主人公にしなかっただけならまだしも、脇役のアジア人を格好悪い子にしなくてもいいじゃん。

それに、ベンにハイローラーの役を取られて嫉妬して張り合う男の子も白人なんだよ。そんな役があるんだったら、それだけでもアジア人にすればいいじゃん。あと、大学教授は白人で、ベガスのカジノの用心棒は黒人(ローレンス・フィッシュバーン)で、確かそのパートナーがイタリア系っぽい?そりゃあ、あり得ないとは言わないけど、余りにもベタな配役でないかなと。

でも、「いいじゃん!こんなのの主役になれなくたって!」って感じの映画なんすよ、これが。なんだかなー。まあ、こういう映画は大体ストーリーはわかっちゃいますよね。最初はわーっと何もかも上手く行き、その内仲間割れが起き、物事が上手く行かなくなる。捕まるか、痛い目に合うか。で、すったもんだの末、最後はなんらかの形で丸く収まる・・・。だから後はキャラが立ってるか、見せ方が上手いかしかないんだけど、すっごいつまらなくて、20分ごとくらいに止めてしまったよ。

なんだろうなあ、テンポ?テンポも良くないんだけど、話が全然真実味ないの。ホントに実話かよこれ!って何度も大声でツッコんじゃったわよ。まず、ベンは、ハーバード・メディカル・スクールに行くための大金(30万ドル)が欲しいわけなんだけど、ベガスで稼いだ現生を、天井裏に隠しているんだよね。あれで、どうやって払うの?授業料とか、レントとか、カードとかチェックで払うじゃん、アメリカって。何百ドルとか何千ドルとか、現金で払うの?授業料とかって、チェック郵送とかさせられるんじゃないの?まーさ、そりゃ、色々やりようはあるよ。現生は銀行に入れても怪しまれないらしいしさ。でも30万ドルだよ!

あと、ローザ教授のクラス。あんなTVショウ・ホストみたいな大学教授いるのか!ええ、どうせアタシの行ってた大学なんて三流ですよ、いるんでしょうよ、MITくらいになれば。まーそんならそんでいいけどさ。

セリフとかもベタだよねー。ジルがベンのバイト先に来てブラックジャックのチームに誘うとき「ベガスでは別人になれるわ」とかなんとか、なんかもうちょっと説得力のあること言ってよ、とか思っちゃったし、地下鉄でキスしようとしたとき避けられて、「気にしないで!一緒に仕事しているからなんちゃらかんちゃら」ってのも、なんかもっと気の利いたセリフにできるんじゃないかなーと。

ローレンス・フィッシュバーンもあんな怖い顔しているのに全然怖くないしさ。このベガスの用心棒たちが、コンピューターの発達でどんどん仕事を追われている、というサブ・ストーリーがこの映画の中で一番ヒネリのある設定だったなあ。いっそ、MITなんだから、このコンピューターとなんか絡ませたら面白かったんじゃないかなあ。仕事を失くしそうな用心棒がベンたちと手を組んで、コンピューターを操作してベガスのシステムを崩壊させ、大金も稼いで、用心棒たちは金の分け前を持って高飛びする、とか・・・・・。とかそーいうオチだったら面白かったかもしれん。

ローザ教授もさあ、ワル過ぎないか?だいたいさ、20歳かそこらの子供たちにあんなことやらしてさ、「純粋真っ直ぐくん」みたいのがいきなり罪の意識に目覚めてチクったりしたらどーすんのかな、とか思っちゃった。ベンと張り合ってやめさせられちゃうジミーだっけ?あの子が、

「俺は辞めない。辞めさせたかったら辞めさせてみろ!」

とか言うと、ローザ教授は、

「俺がその気になったら何が出来るかわかってるだろ・・・・」

って言うんだけど、わかんねーよ!後でベンが、ドームの部屋を荒らされ、現生全部盗まれて、ローザ教授の授業を落第させられて卒業できなくなった、というくだりを見て、

「あー、これかー」

と思ったけど、あんなことして生徒の方が逆ギレしてみんなしゃべっちゃったらどーするの?!とか思わん?

あとさー、やっぱどう考えても、毎週あんなにガンガン勝ってたら、必ず監査入るよなー。素人だから、変装する方がよっぽど怪しいし。なんか映画の最初の方で「なぜ絶対にバレないか」という説明をしていたように思うのだが、それが思い出せない。だってさ、各テーブルに散った子たちがカード数えて、手が良くなってきたところにハイローラーのベンが行って、バンバンかけるんでしょ?ベンが行くテーブル、テーブル、全部当たってたら、おかしいと思われて当然じゃないかなあ。これが、一年に一回、とかならわかるよ。でも毎週行ってるんでしょ?カジノの人とも知り合いになってるみたいだしさ。いくらどっかの大富豪の息子を気取っていても、派手にお金遣って勝ったり負けたりしているなら優遇してくれるだろうけど、いつも勝つ奴だったら怪しまれないかなあ。それともこのくらい勝つ人なら結構いるってことかな。

この話ってさー、「MITっていうすっごい頭のいい学校に行ってる子がベガスで大儲けしたんだって!」「へえー、どうやって?」「カードを数えるんだけど、こうこうこんな風に・・・」なんてお茶室で話しているとすっごいエキサイティングな話だけど、映画にするにはその周りのドラマを考えなきゃならないじゃん。ベンはどーいう子で、こんな状況で、他の子はこうで・・・・とかさ。そういうのがちっとも面白くない。私いつも邦題に文句言っちゃうけど、これは原題が全くヒドいよね『21』って。そのままじゃん!余り想像力の豊かな人が作った映画には見えません。

key Word
映画 ロバート・ルケティック ジム・スタージェス ケイト・ボスワース ローレンス・フィッシュバーン ケヴィン・スペイシー アーロン・ヨー ライザ・ラピラ
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最近見た映画 | コメント(2) | 【2008/11/28 08:49】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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